【Premiere Pro】エッセンシャルグラフィックスのテキストの使い方

エッセンシャルグラフィックスパネルのテキストの使い方記事のアイキャッチ

この記事は、アコーディオン機能を使い項目ごとに分けています。

どうも、YUです。

今回は、Premiere Proのエッセンシャルグラフィックスのテキストについて解説します。

この記事はこんな人におすすめ
  • エッセンシャルグラフィックスパネルにあるテキストについて詳しく知りたい

テキストは、エッセンシャルグラフィックスパネルでよく使う機能の1つです。

作業効率を高めるためにも、しっかり学んでいきましょう。

基本的なエッセンシャルグラフィックスの使い方は、下記の記事を参照してください。

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目次

テキスト

Premiere Proのバージョンは24.0を使用しています。

テキストは、フォントの変更や文字揃え、トラッキング、カーニングなどテキストのデザインを編集できる機能です。

エッセンシャルグラフィックスパネルのテキスト
  • フォント・フォントスタイル・フォントサイズ
  • 文字揃え(左揃え・中央揃え・右揃え)
  • 均等配置(最終行左揃え・最終行中央揃え・均等配置・最終行右揃え)
  • 文字揃え(上揃え・垂直方向に中央・下揃え)
  • トラッキング・カーニング
  • 行間・ベースラインシフト
  • タブの幅
  • 太字・斜体・オールキャップス・スモールキャップス・上付き文字・下付き文字・下線
  • ツメ
  • 左から右へ入力と右から左へ入力

以上の機能を使うことができます。

基本的な操作方法

『テキストの追加方法』、『適用方法』、『整列と変形の文字揃えの違い』について解説します。

テキストの追加方法

テキストツールを使いテキストを追加する方法は、『クリックで追加する方法』と『ドラッグで範囲選択をして追加する方法』の2つあります。

クリックで追加した場合は、テキストを入力すると赤い枠が自動的に伸びます。

ドラッグで追加した場合は、枠を自由に伸ばすことができます。

テキストの追加方法2つ

適用方法

テキストレイヤーを選択してから文字揃えやトラッキング、カーニングなどを適用してください。

テキストの一部をドラッグで選択することで、選択した部分を変更することができます。

選択できていない場合は、適用されずにテキストの状態は変更されません。

整列と変形とテキストの文字揃えの違い

整列と変形にある文字揃えとは、プログラムパネル(青枠)の範囲内で配置します。

テキストにある文字揃えは、テキストボックス(赤枠)の範囲内で配置します。

テキストと整列と変形の文字揃えの違い

フォント・フォントスタイル・フォントサイズ

フォント、フォントスタイル、フォントサイズを編集する機能です。

フォント関連機能
フォント

PCのインストールされているフォントを使用することができます。

テキストレイヤーを選択もしくは、テキストの一部を選択した後にフォント名をクリックして、フォントを選ぶか、フォント名を入力することで変更できます

フォント変更
フォントスタイル

文字の太さや斜体などを変更できます。

フォントの種類によっては、フォントの太さが細かく分けられていたり、斜体がなかったり、そもそも変更できないものもあります。

テキストレイヤーを選択もしくは、テキストの一部を選択した後にフォントスタイルをクリックすると、ドロップダウンリストからフォントスタイルを選択することができます。

フォントスタイル変更
フォントサイズ

フォントサイズを変更できます。

テキストレイヤーを選択もしくは、テキストの一部を選択した後にスライダーを移動させるか、数字を入力することでフォントサイズを変更できます。

フォントサイズ変更

文字揃え(左揃え・中央揃え・右揃え)

文字揃え(左揃え・中央揃え・右揃え)は、テキストボックの範囲内でテキストを左端、中央(水平方向)、右端に配置することができます

文字揃え機能
左揃え

テキストレイヤーを選択した後に左にあるアイコンをクリックすることで、テキストボックスの範囲内でテキストを左端に配置することができます。

テキストボックスで左揃え
中央揃え

テキストレイヤーを選択した後に真ん中にあるアイコンをクリックすることで、テキストボックスの範囲内でテキストを中央(水平方向)に配置することができます。

テキストボックス内で中央揃え
右揃え

テキストレイヤーを選択した後に右にあるアイコンをクリックすることで、テキストボックスの範囲内でテキストを右端に配置することができます。

テキストボックス内で右揃え

均等配置(最終行左揃え・最終行中央揃え・均等配置・最終行右揃え)

均等配置(最終行左揃え・最終行中央揃え・均等配置・最終行右揃え)は、テキストボックスの範囲内でテキストを左、中央(水平方向)、均等、右に配置する機能です。

ドラッグで範囲選択をしてテキストを追加したときのみ使えます。

均等配置機能
均等配置(最終行左揃え)

テキストレイヤーを選択した後に左にあるアイコンをクリックすることで、テキストボックスの範囲内でテキストを左端に配置することができます。

均等配置(最終行左揃え)
均等配置(最終行中央揃え)

テキストレイヤーを選択した後に左から2番目にあるアイコンをクリックすることで、テキストボックスの範囲内でテキストを中央(水平方向)に配置することができます。

均等配置(最終行中央揃え)
均等配置

テキストレイヤーを選択した後に左から3番目にあるアイコンをクリックすることで、テキストボックスの範囲内でテキストを均等に配置します。

均等配置
均等配置(最終行右揃え)

テキストレイヤーを選択した後に左から4番目にあるアイコンをクリックすることで、テキストボックスの範囲内でテキストを右端に配置することができます。

均等配置(最終行右揃え)

文字揃え(上揃え・垂直方向に中央・下揃え)

文字揃え(上揃え・垂直方向に中央・下揃え)は、テキストボックの範囲内でテキストを上、中央(垂直方向)、下に配置する機能です。

文字揃え(上・中央・下)
上揃え


テキストレイヤーを選択した後に左にあるアイコンをクリックすることで、テキストボックスの範囲内でテキストを上に配置することができます。

テキストボックス内で上揃え
垂直方向に中央揃え

テキストレイヤーを選択した後に真ん中にあるアイコンをクリックすることで、テキストボックスの範囲内でテキストを中央(垂直方向)に配置することができます。

テキストボックス内で垂直方向に中央揃え
下揃え

テキストレイヤーを選択した後に右にあるアイコンをクリックすることで、テキストボックスの範囲内でテキストを下に配置することができます。

テキストボックス内で下揃え

トラッキングとカーニング

トラッキングは、選択した文章全体の文字と文字の間隔を調整する機能です。

カーニングは、隣り合う文字と文字の間隔を調整する機能です。

一括で文字の間隔を調整したい場合は『トラッキング』、個別に文字の間隔を調整したい場合は『カーニング』といったように用途によって使い分けることができます。

トラッキングとカーニング機能
トラッキング

テキストレイヤーを選択もしくはテキストの一部を選択した後に、トラッキングの横に数字を入力するか、左右にドラッグすることで編集できます。

数値は-200から1000まで入力することができます。

トラッキングの数値-200
カーニング

間隔を調整したい文字の間にカーソルを移動させた後にカーニングアイコンの右横に数字を入力するか、左右にドラッグすることで編集できます。

数値は-200から1000まで入力することができます。

カーニングの数値-200

行間とベースラインシフト

行間は、テキストとテキストの行間隔を調整する機能です。

ベースラインシフトは、選択した特定の文字を上下に移動させる機能です。

行間とベースラインシフト機能
行間

テキストレイヤーを選択した後に行間アイコンの右横に数字を入力するか、左右にドラッグすることで編集できます。

数値は-500から500まで入力できます。

テキスト行間数値-500
ベースラインシフト

上下に移動させたい文字を選択した後にベースラインシフトアイコンの右横に数字を入力するか、左右にドラッグすることで編集できます。

数値は-400から400まで入力できます。

ベースラインシフトの数値-400

タブの幅

タブの幅は、TABキーを押したときの幅のサイズを変更する機能です。

タブの幅機能
タブの幅

間隔を調整したい文字の間にカーソルを移動させた後にタブの幅アイコンの右横に数字を入力するか、左右にドラッグすることで編集できます。

初期設定では400になっています。

タブの幅変更時

太字・斜体・オールキャップス・スモールキャップス・上付き文字・下付き文字・下線

テキストを太字・斜体・オールキャップス・スモールキャップス・上付き文字・下付き文字・下線に変更・追加する機能です。

太字・斜体・オールキャップス・スモールキャップス・上付き文字・下付き文字・下線機能
太字

テキストレイヤーを選択もしくはテキストの一部を選択した後に、太字アイコンをクリックすることで変更できます。

テキスト太字適用後
斜体

テキストレイヤーを選択もしくはテキストの一部を選択した後に、斜体アイコンをクリックすることで変更できます。

テキスト斜体適用後
オールキャップス

テキストレイヤーを選択もしくはテキストの一部を選択した後に、オールキャップスアイコンをクリックすることで、アルファベットをすべて大文字で表記することができます。

オールキャップス適用後
スモールキャップス

テキストレイヤーを選択もしくはテキストの一部を選択した後に、スモールキャップスアイコンをクリックすることで、アルファベットをすべて小文字サイズの大きさで大文字で表記することができます。

スモールキャップス適用後
上付き文字

テキストの一部を選択した後に、上付き文字アイコンをクリックすることで、選択した文字を小さくして上に配置することができます。

上付き文字適用後
下付き文字

テキストの一部を選択した後に、下付き文字アイコンをクリックすることで、選択した文字を小さくして下に配置することができます。

下付き文字適用後
下線

テキストレイヤーを選択もしくはテキストの一部を選択した後に、下線アイコンをクリックすることで、テキストの下に線を引くことができます。

下線適用後

ツメ

ツメは、テキストの間隔を詰める機能です。

ツメ機能
ツメ

テキストレイヤーを選択もしくはテキストの一部を選択した後に、ツメアイコンの右横に数字を入力するか、左右にドラッグすることでテキストを詰めることができます。

数値は0から100まで入力することができます。

ツメの数値100

左から右へ入力・右から左へ入力

左から右へ入力・右から左へ入力は、カーソルの位置を左か右にする機能です。

ほぼ使うことがない機能といっても過言ではないです。

削除の操作が逆になったりしますので。特段理由がない限りそのままにしておきましょう。

左から右へ入力・右から左へ入力機能

以上で、解説を終了します。

まとめ

Premiere Proのエッセンシャルグラフィックスパネルのテキストの使い方を解説しました。

最後に、今回のおさらいです。

テキストは、エッセンシャルグラフィックスパネルでよく使う機能の一つです。

テキスト
  • フォント関連(フォント・フォントスタイル・フォントサイズ)
  • 文字揃え(左揃え・中央揃え・右揃え)
  • 均等配置(最終行左揃え・最終行中央揃え・均等配置・最終行右揃え)
  • 文字揃え(上揃え・垂直方向に中央・下揃え)
  • トラッキング・カーニング
  • 行間・ベースラインシフト
  • タブの幅
  • 太字・斜体・オールキャップス・スモールキャップス・上付き文字・下付き文字・下線
  • ツメ
  • 左から右へ入力と右から左へ入力

マスターすることで作業効率アップの機能になりますので、ぜひ使えるようにしておきましょう。

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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