【Blender入門】テンキーを活用しよう【Vol.7】
どうも、YUです。
Vol.7は、Blenderのテンキー操作について解説します。
- Blenderでのテンキーの使い方
Blenderを使い始めたばかりの方の中には、「視点操作がうまくできない…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
この講座では、テンキーの基本操作を学び、思い通りに動かせるようになることを目指します。
テンキーがない方でも、テンキーの操作を模倣する方法も紹介しますので、ぜひご覧ください。
テンキー操作
Blenderで使用するテンキーは、主に視点操作を補助する役割を果たします。
特にモデリング作業では、オブジェクトをさまざまな角度から確認することが重要です。
テンキーを活用すれば、視点の切り替えや操作を素早く行えるため、作業効率が大幅に向上します。
テンキーがない場合でも、テンキーの機能を模倣してキーボードで同様の操作が可能です。
プリファレンスを起動して、入力からキーボードにあるテンキーを模倣にを入れることで有効化できます。
視点操作(テンキー1/3/7)
キー | 操作 |
---|---|
1 | 正面からの視点に変更 |
3 | 右からの視点に変更 |
7 | 上からの視点に変更 |
CTRL/cmd同時押しで、反対の操作が可能になります。
例)CTRL/cmd+1:裏面からの視点
回転操作(テンキー2/4/6/8)
キー | 操作 |
---|---|
2 | 下に15°視点を回転 |
4 | 左に15°視点を回転 |
6 | 右に15°視点を回転 |
8 | 上に15°視点を回転 |
CTRL/cmd同時押しで、視点を平行移動させることができます。
例)CTRL/cmd+2:視点を下に平行移動
その他操作
これまで紹介してきた操作に加えて、さらに役立つ機能について詳しく解説します。
カメラ視点に変更(テンキー0)
テンキー0を押すと、カメラ視点のオンオフが可能です。
CTRL/cmd同時押しで、選択したオブジェクトをアクティブカメラに設定できます。
透視投影と平行投影の切り替え(テンキー5)
テンキー5を押すと、透視投影と平行投影の切り替えが可能です。
視点を反転(テンキー9)
テンキー9を押すと、視点を反転させることが可能です。
基本的には、テンキー1/3/7と併用して使います。
例)テンキー1→テンキー9:裏面からの視点
選択したオブジェクトにフォーカス(テンキー.)
テンキー.を押すことで、選択したオブジェクトにフォーカスすることが可能です。
選択したオブジェクトのみ表示(テンキー/)
テンキー/を押すことで、選択したオブジェクトのみ表示させることが可能です。
ズームアウト・イン(テンキー−・+)
テンキー-・+を押すことで、視点のズームアウト・インが可能です。
テンキー-がズームアウト、+がズームインになります。
Tips:ビューのパイメニューでテンキー模倣
テンキーやキーボードを使わなくても、ビューのパイメニューでテンキー模倣が可能です。
ビューのパイメニューの初期設定は、`(バッククォート)になっています。
操作しにくい場合は、ショートカットーの変更をしておきましょう。
プリファレンスを表示させ、キーマップ→3Dビュー→3Dビュー(グローバル)→ビューから任意キーを設定できます。
他のショートカットキーと競合しないように注意してください。
以上で、Vol.7の講座は終了です。
Vol.8の講座は、オブジェクトの編集方法について解説します。
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