【Premiere Pro】インストールできない・起動できない・クラッシュする不具合の解決方法

インストールできない・起動できない・クラッシュする不具合の解決方法記事のアイキャッチ

どうも、YUです。

今回は、Premiere Proをインストールできない・起動できない・クラッシュする不具合の解決方法の解説になります。

この記事はこんな人におすすめ
  • Premiere Proのインストールができない
  • Premiere Proが起動できない
  • 起動できてもすぐクラッシュする

Premiere Proを使おうと思ったら、『インストールができない』、『起動できない』『クラッシュが多い』といったことはないでしょうか。

この記事を読むことで、Premiere Proを使うのを諦める、アンインストールする前に解決できるかもしれません。

不具合によって操作手順や方法などが違いますので、当てはまる事項に合わせて対処していきましょう。

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目次

不具合(インストールできない・起動できない・クラッシュする)

Premiere Proをインストールできない・起動できない・クラッシュの不具合がインターネット上で散見されます。

まずは、設定の初期化、診断ツールの使用などで原因を特定することが一番大事になりますので、安易にアンインストールすることはやめましょう。

原因を特定することで、同じような不具合が起きた時に修正しやすくなります。

インストールできない

インストールできない場合は以下の原因が関係している可能性があります。

  • OSのバージョンが古い(Windows 10(64 ビット)日本語版 V20H2 以降)
  • CPUの規格が古い(Intel® 第 6 世代以降の CPU または AMD Ryzen™ 1000 シリーズ以降の CPU)

Premiere Proは最新機能の搭載やセキュリティの観点から、古い規格のOSやCPUの互換性をバージョンアップごとに変更しています。

インストールできない場合はPCの買い替えやOSやパーツを変更するなどして対応しましょう。

Premiere Proの必要システム構成を確認したい場合は公式ページから確認できます。

※現在、インストール可能なバージョンは23.0以上になっています。

所有PCのスペック確認方法

WindowsOSのみ解説になります。

所有PCのスペック確認したい場合は、3つの方法で確認することができます。

Windows標準搭載されているもので確認することができます。

DirectX診断ツールから確認

『Windowsキー+Rキー』を押して、ファイル名を指定して実行開き、「dxdiag」と入力してからOKボタンを左クリックします。

ファイル名を指定して実行ウィンドウからdxdiagを入力

DirectX診断ツールから、CPUやメモリー、GPUなどのスペックを確認することができます。

各タブをクリックすることで詳細が確認できます。

「システム」からはCPUやメモリーの詳細、Windowsバージョンの確認、「ディスプレイ」からGPUの詳細を確認できます。

タスクマネージャーのパフォーマンス欄から確認

『CTRL+ALT+DELETE』を押して、タスクマネージャーを開きます。

タクスマネージャーの左端にあるパフォーマンスタブをクリックすると、パフォーマンス欄から各項目を確認できます。

Windows設定から確認

Windows設定をクリックして、設定ウィンドウを表示させます。

確認項目によって操作が違いますので、それぞれの操作方法を解説します。

各タブをクリックすると詳細が見れます

システム>バージョン情報を左クリックします。

バージョン情報からCPU、メモリー、Windowsのバージョンを確認できます。

起動できない・クラッシュする

起動できない・クラッシュする場合は以下の原因が関係している可能性があります。

  • インストールに失敗している
  • 最新バージョンをインストールしているため起動できない
  • 導入したプラグインで不具合が起きている
  • 環境設定の変更やメディアキャッシュで不具合が起きている

等の原因が考えられます。

Adobe Creative Cloud 診断ツールで原因を特定

まずは、『Adobe Creative Cloud 診断ツール』で原因を特定します。

公式ページからダウンロードできます。

※Windows版とmacOS版がありますので、間違えずにダウンロードしましょう。

Adobe Creative Cloud 診断ツールダウンロードサイト

ダウンロードが完了したら、『Adobe_Creative_Cloud_Diagnostics』をクリックして起動します。

Adobe Creative Cloud 診断ツールアイコン

起動すると『Check for app issues』という画面が表示されて、右下の『Check Systemボタン』をクリックすると診断が始まります。

premiere pro check for app issues画面が表示されたら。Check Systemボタンをクリックする

PCのスペックや不具合の多さによって変わりますが、診断は数秒から数分程度で終了します。

Adobe Creative Cloud 診断ツールで診断中

診断が終了すると、下記の画像のように不具合が検出されます。

不具合の種類によって修正方法は変わりますが、各ボタンをクリックすると修正が開始されます。

環境設定やその他設定などの初期化の場合は、ボタンをクリックすると自動的に修正してくれます。

ドライバーの更新やアップデートなどの場合は、『Go to fix』ボタンをクリックして、ドライバー公式サイトからダウンロードとインストールをしてください。

Adobe Creative Cloud 診断ツールで診断終了後、ボタンを押して不具合を修正

『Adobe Creative Cloud 診断ツール』でも問題が解決できない場合は、以下の方法をお試しください。

対処方法1(インストールに失敗、最新バージョンのため起動できない)

まれにインストールが失敗していたり、PCのスペックや相性によっては最新バージョンが使用できない場合があります。

その場合は、Adobe Creative Cloudから再インストールもしくは他のバージョンにダウングレードしましょう。

再インストールや他のバージョンをインストトールする方法は、下位の記事を参照してください。

対処方法3(環境設定の変更やメディアキャッシュで不具合が起きている)

環境設定の変更やメディアキャッシュに不具合が出ている場合、起動できなくなることがあります。

設定の初期化やメディアキャッシュファイルのクリアをすることで起動できる場合があります。

設定の初期化方法は、オプションをリセットから行うことができます。

オプションのリセットは、Pemiere Pro起動時にWindowsとmacOSの『Shiftキー』を長押することで、表示させてることができます。

『アプリの環境設定をリセット』、『メディアキャッシュファイルをクリア』または両方にチェックを入れて、続行ボタンをクリックするとPremiere Proが起動します。

オプションをリセットウィンドから環境設定とメディアキャッシュの項目にチェック

Premiere Proが起動できた場合は、環境設定もしくはメディアキャッシュに不具合が起きていた可能性があります。

元していた設定を1つずつ直して、原因を特定しましょう。

対象方法2(導入したプラグインで不具合が出ている)

導入したプラグインやツールの相性により起動できなくなることがあります。

プラグインやツールを無効化(一回のみ)することで起動できる場合があります。

無効化の方法は、オプションをリセットから行うことができます。

オプションをリセットは、Premiere Pro起動時にWindowsとmacOSの『Shiftキー』を長押しすることで、表示させてることができます。

『プラグインの読み込みキャッシュをリセット』と『サードパーティのプラグインを無効にする』にチェックを入れて、続行ボタンをクリックするとPremiere Proが起動します。

オプションをリセットウィンドからプラグイン関係の項目にチェック

Premiere Proが起動できた場合は、プラグイン関係に不具合が起きていた可能性があります。

該当するプラグインを一度削除して、再インストールしましょう。

それでも不具合起きる場合は、該当するプラグインの使用をやめるか別プラグインをインストールしましょう。

複数プラグインを導入している人は、不具合の出ているプラグインを特定してから再インストールしましょう。


以上で、解説を終了します。

まとめ

Premiere Proをインストールできない・起動できない・クラッシュする不具合の解決方法について解説しました。

最後に、今回のおさらいです。

インストールできない場合は、所有PCのスペックが必要システム構成を満たしていない可能性が高いです。

起動できない・クラッシュする場合は、環境設定やその他設定、プラグインなど多くの要素が関係している可能性があります

まずは、Adobe Creative Cloud 診断ツールで修正を行い、解決できない場合は設定の初期化、再インストール、他バージョンへのダウングレードを行いましょう。

最終的に解決できない場合は、PCの買い替えやパーツの交換も視野に入れましょう。

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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