【After Effects】無料プラグイン『TextBorder』のプロパティを理解しよう – Plugin Everything

無料プラグイン『TextBorder』のプロパティを理解しよう記事のアイキャッチ

どうも、YUです。

今回は、無料プラグイン『TextBorder』のプロパティについて解説します。

この記事はこんな人におすすめ

プロパティを理解して『TextBorder』を使いこなしたい

以上のような悩みを解決できる記事になっています。

『TextBorder』はデザイン性のあるグリッドを簡単に作れるプリセットです。

しかし、プロパティの項目が多くなにを操作すればいいか分からない方が多いのではないでしょうか。

そんな方のために、『TextBorder』のすべてのプロパティについて解説していますので、ぜひ見ていってください。

それでは、行きましょう。

『TextBorder』の使い方は、下記の記事をご参照ください。

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目次

TextBorderのプロパティ

オリジナルなフレームを作成するには、プロパティを理解することが必須です。

『TextBorder』のプロパティは以下の14項目に分かれています。

TextBorderのプロパティ項目

Sharp

フレームの形を『Auto』『Square』『Polygon』の3種類から選択することできます。

テキストに合わせるだけでなく、多角形のフレームも作成が可能です。

Sharp詳細
Autoテキストに合わせてフレームが変化します
Squareフレームが正方形に変化します
Polygonフレームが指定した数値の角数に変化します
Sharpプロパティ
Sharpプロパティ

Sharp → Auto

SharpプロパティのAuto

Sharp → Square

SharpプロパティのSquare

Sharp → Polygon

Sharpプロパティのpolygon

Polygon Sides(Polygonのみ)

『Shape』で『Polygon』を選択した際に表示され、フレームの角数を指定した数値に変更することができます。

Polygon選択時のみPolygon Sidesが表示

三角形から50角形まで角数を増やせます。

50角形はほぼ円に近いですね。

Polygon Sides → 3

Polygon Sidesを3に変更

Polygon Sides → 50

Polygon Sidesを50に変更

Border Width

フレームの線幅を調整することができます。

Border Width → 30

Border Widthを30に調整

Expansion Uniform

フレーム全体のサイズを拡大・縮小することができます。

Expansion Uniform → 300

Expansion Uniformを300に調整

Individual Expansion(Autoのみ)

『Shape』で『Auto』を選択した際に表示され、フレームの辺を個別に拡大・縮小することができます。

Individual Expansion詳細
Expansion Widthフレームを横に拡大・縮小できます
Expansion Heightフレームを縦に拡大・縮小できます
Expansion Leftフレームの左辺のみ拡大・縮小できます
Expansion Rightフレームの右辺のみ拡大・縮小できます
Expansion Topフレームの上辺のみ拡大・縮小できます
Expansion Bottomフレームの下辺のみ拡大・縮小できます
Reset ExpansionIndividual Expansionの設定をリセットできます
Individual Expansionプロパティ
Individual Expansionプロパティ

Expansion Width → 300

Expansion Widthを300に調整

Expansion Hight → 300

Expansion Hightを300に調整

Expansion Left → 300

Expansion Leftを300に調整

Expansion Right → 300

Expansion Rightを300に調整

Expansion Top → 300

Expansion Topを300に調整

Expansion Bottom → 300

Expansion Bottomを300に調整

Roundness

フレームの角を丸くすることができます。

Roundness → 100%

Roundnessを100%に調整

Opacity

フレームの透明度を変更することができます。

Opacity → 30%

Opacityを30%に調整

Color

フレームの色を変更することができます。

Color

Colorを変更

Line Cap

フレームの先端を『Butt→平行』『Round→丸』に変更することができます。

後述しますが、フレームを個別に表示させた時に、先端を『Butt→平行』『Round→丸』にできます。

Line Cap詳細
Butt先端を平行にできます
Round先端を丸にできます
Line Capプロパティ
Line Capプロパティ

Line Cap → Butt

Line CapをButtに変更

Line Cap → Round

Line CapをRoundに変更

Solo Border

テキストを非表示にして、フレームのみ表示させることができます。

Solo Borderのを外すことでフレームのみ表示することが可能です。

Solo Border

Solo Borderのチェックを外す

Per Side/Corner Attributes(Auto/Square)

『Shape』で『Auto』と『Square』を選択した際に表示され、フレームの辺と角を個別に変更することができます。

Per Side/Corner Attributesそれぞれのを外すことで、フレームの辺を個別に削除したり、一部の丸角を解除することが可能です。

『Round』系のプロパティは、Roundnessプロパティで丸角にしている場合にのみ解除することができます。

Per Side/Corner Attributes詳細
Draw Leftフレーム左辺を非表示にできます
Draw Rightフレーム右辺を非表示にできます
Draw Topフレーム上辺を非表示にできます
Draw Bottomフレーム下辺を非表示にできます
Round Top-Leftフレーム左上の丸角を解除できます
Round Top-Rightフレーム右上の丸角を解除できます
Round Bottom-Leftフレーム左下の丸角を解除できます
Round Bottom-Leftフレーム左下の丸角を解除できます
Reset AttributesPer Side/Corner Attributesの設定をリセットできます
Per Side/Corner Attributesプロパティ
Per Side/Corner Attributesプロパティ

Draw Left

Draw Leftのチェックを外す

Draw Right

Draw Rightのチェックを外す

Draw Top

Draw Topのチェックを外す

Draw Bottom

Draw Buttomのチェックを外す

Round Top-Left

Round Top-Leftのチェックを外す

Round Top-Right

Round Top-Rightのチェックを外す

Round Bottom-Left

Round Buttom-Leftのチェックを外す

Round Bottom-Right

Round Buttom-Rightのチェックを外す

Gradient Options

フレームにグラデーションをつけることができます。

一番困惑する項目になるので、しっかりと学んでおきましょう。

Gradient Options詳細
Enable Gradientを入れることでグラデーションを有効化します
Gradient typeLiner直線状にグラデーションします
Radial放射状にグラデーションします
Start Colorグラデーション開始点のカラーを変更できます
Start Position Xグラデーション開始点のX軸を調整できます
Start Position Yグラデーション開始点のY軸を調整できます
End Colorグラデーション終了点ののカラーを変更できます
End Position Xグラデーション終了点のX軸を調整できます
End Position Yグラデーション終了点のY軸を調整できます
PresetsSwap Colorsグラデーション開始点と終了点のカラーを反転できます
Horizontalグラデーションを水平方向に変更します(Linerのみ)
Verticalグラデーションを垂直方向に変更します(Linerのみ)
Start Opacityグラデーション開始点の不透明度を調整できます
End Opacityグラデーション終了点の不透明度を調整できます
Gradient Optionsプロパティ
Gradient Optionsプロパティ

Gradient type

Gradient typeプロパティ

Liner

Gradient typeをLinerを変更

Radial

Gradient typeをRadialに変更

Start Position

Start Position X → 100%

※Start position Y、End Position X/Y → 0%

Start Position Xを100%に調整

Start Position Y → 100%

※Start position X、End Position X/Y → 0%

Start Position Yを100%に調整

End Position

End Position X → 100%

※Start position X/Y、End Position X → 0%

End Position Xを100%に調整

End Position Y → 100%

※Start position X/Y、End Position Y → 0%

End Position Yを100%に調整
参考

Start PositionとEnd Positionがすべて0%または100%の場合は、2つのカラーが調合されます。

2つのカラーが調合

Start Opacity → 0%

Start Opacityを0%に調整

End Opacity → 0%

End Opacityを0%に調整

Dash Options

フレームを破線に変更することができます。

『Dash』が0の場合は、『Gap』と『Offset』が機能しないので注意しましょう。

Dash Options詳細
Enable Dashを入れることで、フレームの線を破線に変更することができます
Dash破線の長さを調整できます
Gap破線の間隔を調整できます
Offset破線のオフセットを調整できます
Dash Optionsプロパティ
Dash Optionsプロパティ

Dash → 50/Gap → 50/Offset → 0

Dash50、Gap50、Offset0に調整

Transform

フレームのオフセット、回転、スケールなど変更することができます。

アニメーションの時に使ったりするので覚えておきましょう。

Transform詳細
Offset XフレームをX軸方向に移動させることができます
Offset YフレームをY軸方向に移動させることができます
Rotationフレームを回転させることができます
Uniform Scaleを入れると、フレームのサイズを同じ倍率で拡大・縮小できるようになります
Scale(Uniform Scale有効時)フレームのサイズを同じ倍率で拡大・縮小できます
Scale X(Uniform Scale無効時)フレームを横に拡大・縮小できます
Scale Y(Uniform Scale無効時)フレームを縦に拡大・縮小できます
Skew Xフレームの左辺と右辺を同じ方向に斜めさせることができます
Skew Yフレームの上辺と下辺を同じ方向に斜めさせることができます
Reset TransformsTransformの設定をリセットできます
Transformプリセット
Transformプロパティ

Offset X → 350

Offset Xを350に調整

Offset Y → 350

Offset Yを350に調整

Rotation → 45°

Rotationを45°に調整

Scale X → 50%

Scale Xを50%に調整

Scale Y → 50%

Scale Xを50%に調整

Skew X → 100%

Skew Xを100%に調整

Skew Y → 100%

Skew Yを100%に調整

以上で、解説を終わります。

まとめ

今回は、無料プラグイン『TextBorder』のプロパティについて解説しました。

『TextBorder』のプロパティは以下の14項目になります。

以上のプロパティを組み合わせて編集することで、オリジナルのフレームを作成することが可能です。

この記事を参考にプロパティを理解して、自分の作成したいを表現してみましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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