【Premiere Pro】無料プラグイン『Premiere Composer』の『Starter Pack』を使ってみよう- Mister Horse

無料プラグイン『Premiere Composer』の『Starter Pack』を使ってみよう記事のアイキャッチ

『Premiere Composer』は、解説すると長くなるため複数回に分けて掲載します。

どうも、YUです。

今回は、無料プラグイン『Premiere Composer』で使える『Starter Pack』についての解説です。

『Premiere Composer』をインストールしていない方は、以下の記事をご参照ください。

この記事はこんな人におすすめ
  • Starter Packについて知りたい
  • Premiere ComposerとStarter Packの使い方を知りたい

以上のような悩みを解決できる記事になっています。

Premier Proで動画を作成する際に、標準機能だとトランジションが少なかったり、アニメーションや効果音を編集したり結構大変ですよね。

しかし、Mister Horseが無料提供している『Premiere Composer』と『Starter Pack』を使えば、誰でも簡単にクオリティの高いモーショングラフィックスやトランジションなどをつかって動画編集できます。

この記事では『Starter Pack』中心に解説していますので、インストール方法やその他機能について知りたい方は別記事をご覧ください。

では、やっていきましょう。

After Effectsで『Animation Composer』を使いたい方は、以下の記事をご参照ください。

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目次

Starter Packとは

『Premiere Composer』で使える『Starter Pack』は、トランジションやテキストボックス、サウンドエフェクトなどが含まれている無料のプリセットパックです。

この『Starter Pack』と『Premiere Composer』をインストールすることで、誰でも簡単にプロが編集したような動画を作成できます。

『Starter Pack』は、以下の6つのカテゴリーに分けられ、114種類(2024/4現在)のプリセットが無料で使えるので、ぜひ有効活用してみましょう。

Premiere Composer『Starter Pack』
  1. Text Boxes:14種類のテキストボックスアニメーションプリセット
  2. Text Presets:15種類のテキストアニメーションプリセット
  3. Transitions:11種類のトランジションプリセット
  4. Social Media:SNS(Instagram, YouTube等)で使える29種類のアニメーションプリセット
  5. Shape Elements:13種類のシェイプアニメーションプリセット
  6. Sounds:32種類のサウンドプリセット​
Starter Packに含まれる6つのカテゴリー
有料サブスクリプション紹介

無料だけでは物足りないと思った方は、豊富なアセットを無制限で使える有料サブスクもあるので、ぜひサブスクしてみましょう。

さらに、有料サブスクはAfter Effectsで使える『Animation Composer』のアセットも含まれているので、どちらも使用している方はお得です。

公式のサブスクリプションのページから確認することができます。

Starter Packの基本的な使い方

STEP

Browsタブから使用したいプリセットを選択して、タイムラインに追加します。

STEP

Editタブからプリセットをカスタマイズします

公式チュートリアル動画を参考にしてしています。

画像をクリックするとチュートリアル動画に移動します

Premiere Composer公式チュートリアル動画

公式チュートリアル動画を参考にしてしています。

画像をクリックするとチュートリアル動画に移動します

Premiere Composer公式チュートリアル動画

STEP1:使用したいプリセットを選択して追加

Premiere ComposerパネルのBrowserタブから使用したいプリセットを選択して、右下にあるAddをクリックしてください。

※シーケンスがない場合はプリセットが追加できません。

プリセットによって効果音が付いているものもあるので、追加したい場合はAdd Soundにを入れて、いらない場合は外しておきましょう。

Premiere ComopserのBrowseタブ

また、タイムラインにプリセットをドラッグ&ドロップすることでも適用できます。

ポイント

トランジションプリセットを使う場合、ドラッグ&ドロップで動画のつなぎ目に適用することをお勧めします。

タイムラインにプリセットをドラッグ&ドロップ

読み込むとダイアログが起動するので、読み込み完了まで待ちましょう。

プリセット読み込みダイアログ

読み込みが完了すると、再生ヘッドの位置に選択したプリセットがシーケンスにが追加されます。

この時に効果音を追加していると、映像とグループ化されているので個別で編集したい場合は、グループ化を解除しておいてください。

シーケンスにプリセットが追加

プログラムモニターに選択したプリセットが表示されていれば完了です。

再生して、どのようにアニメーションするか確かめてみましょう。

プログラムパネルにモーショングラフィックスが表示

STEP2:プリセットを独自にカスタマイズ

プリセットを適用すると、自動的に『Premiere Composer』の『Edit』タブに切り替わります。

Premiere ComposerのEditタブ

また、『エフェクトコントロールパネル』『エッセンシャルグラフィックスパネル』からも編集することができます。

エフェクトコントロールパネルで編集
エッセンシャルグラフィックスパネルで編集

『Transform』『Text』『Color』などのプロパティを変更して、以下の画像のように、独自にカスタマイズしてみましょう。

プリセットのプロパティを調整

アイコンなどを追加したい場合は、画像を読み込んでエフェクトコントーロールパネルやタイムラインパネルで調整して、プリセットに合わせてください。

シーケンスにアイコンを追加

プロパティやアイコンなどを調整すると、以下の画像のように簡単にプロが作ったようなモーショングラフィックスが作れます。

プリセットを独自カスタマイズ
画像差し替え

メディア(画像ファイル系)差し替えのみPremeire ComposerのEditタブでは出来ません。

Premiere ComposerのEditタブで画像差し替え不可

差し替えたい場合は、エッセンシャルグラフィックスパネルから編集を行いましょう。

画像ファイルを『Place your media here』にドラッグ&ドロップすることで変更できます。

エッセンシャルグラフィックスパネルからメディア差し替え

Replace機能

『Replace』は、編集したプリセットの設定を維持したまま別のプリセットに置き換える機能です。

プリセットを選択してから、右下にあるReplace|をクリックするだけで置き換えることができます。

さらに、Replac機能には4つのオプションがあり維持したい設定の選択が可能です。

右下にあるReplace|部分をクリックすると、Replace機能のオプションが選択できるので、用途に合わせて変更してください。

変更したいプリセットを選択してReplaceをクリック

Repalceのオプションが分からない方は、以下のテーブルから確認しましょう。

Replac機能4つのオプション
Replace
Keep Textテキストの内容のみ維持します
Keep Text PropertiesTextプロパティの設定を維持します
Keep Transforme PropertiesTransformプロパティの設定を維持します
Keep All Other Properties上三つ以外のプロパティの設定を維持ます
Replaceの項目

最後にRepalce|をクリックすると、プロパティを維持したままプリセットを置き換えることができます。

プロパティを維持したままプリセットを変更

以上で、解説を終わります。

まとめ

無料プラグイン『Premiere Composer』と『Starter Pack』の使い方について解説しました。

『Premiere Composer』で使える『Starter Pack』は、トランジションやテキストボックス、サウンドエフェクトなどが含まれている無料のプリセットパックです。

『Starter Pack』は、以下の6つのカテゴリーに分かれています。

Premiere Composer『Starter Pack』
  1. Text Boxes:14種類のテキストボックスアニメーションプリセット
  2. Text Presets:15種類のテキストアニメーションプリセット
  3. Transitions:11種類のトランジションプリセット
  4. Social Media:SNS(Instagram, YouTube等)で使える29種類のアニメーションプリセット
  5. Shape Elements:13種類のシェイプアニメーションプリセット
  6. Sounds:32種類のサウンドプリセット​

以上の114種類(2024/4現在)のプリセットが無料で使えて、だれでも簡単に編集が可能です。

ぜひ、『Premiere Composer』の『Starter Pack』を使いこなして、自身の動画制作に活かしていきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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